世界に1つだけの花よりも、それを育てた「花屋」が一番偉いのか?

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早くも今年1番のビッグニュースになりそうな「SMAP解散危機」騒動。1月18日夜、レギュラー番組「SMAP×SMAP」は番組内容を急遽変更し、生放送で騒動後初のメンバー自らの口によるメッセージを放送しました。しかし、「解散はしません」と明言したわけでもなく、かえって騒動の「深い闇」を想像させる、ファンにとって腑に落ちない放送内容でした。なぜ、彼らは自らの考えを具体的に、はっきりとテレビで話すことが出来なかったのでしょうか。メルマガ『上杉隆の「ニッポンの問題点」』の著者でジャーナリストの上杉隆さんは、彼らが沈黙せざるを得なかった「暗い宿命」について、その真相を明かしています。

SMAP「解散騒動」 メンバーが何も話せない本当の理由

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1月中旬、SMAP解散というニュースが日本中を駆け巡った。NHKはトップニュース扱いで報じ、共同通信や時事通信も速報を流した。

アイドルの解散がニュースを占拠する……、平和な日本、なによりである。

さて、そのSMAPがこれまでのアイドルの境界を超えたスーパーグループであることに異論を挟むつもりはない。

バラエティや司会業などの他分野へのアイドルタレントの本格的な進出は、おそらくSMAPの5人が先駆けだと言っても言い過ぎではないだろう。

しかし、自由な言動で、ひとつの時代を変えて来たとみえる、現在40歳代(香取慎吾さんは38歳)の彼 らが、今回の解散騒動に際しては、何一つ、自らの意志を発信できないというのは一体どういうことだろうか。

圧力か、自主規制か、それとも大人の事情か?木村拓哉さんがラジオで発言した通り、「いまは言えない」というのが限界なのだろう。

実は、この解散騒動の問題の本質は、ここにある。

SMAP解散の是非について、私自身は特段の感想を持ち得ない。

もちろん、かつてはメンバーの番組にも出演し、同時代に、同じテレビメディアで働いて来た同じ40歳代としては、彼らがずっと活躍していくことは喜ばしい限りだ。

さらにいえば、16年前のニューヨークタイムズ時代に、ジャニーズ事務所の取材を長期間にわたってやってきた私からすれば、こ こでは書けないが、彼らやまた周囲の苦労も、他のメディア人よりも知悉し、ずっと理解しているつもりでいる。

そんなスーパーグループの彼らが自由に発言できない理由は、芸能プロダクションとテレビの不適切な関係にある。

いまや黒い利権と化したその大きな力が、40歳(香取慎吾さんは38歳)を超えた大人のアイドルですら沈黙させるのだ。

芸能プロダクションがタレントを縛るのは、何もジャニーズ事務所に限ったことではない。もとより、興行として発展してきた、日本の芸能が背負って来た「暗い宿命」のひとつといえるだろう。

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