風邪・がん・認知症予防、血液もサラサラに。今すぐ食べたいこの野菜

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野菜をきちんと食生活に取り入れていますか? 体にいいとは思うのだけど、どちらかと言うとお肉のほうが、という方のために、無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』で紹介されている野菜の効能を今回は一挙に放出、風邪もガンも痴呆も予防できるというスーパーベジタブル3選です。

ヌメリはダテではない!!

サトイモは、日本には稲よりも早く伝わったといわれ、主成分はデンプン、たんぱく質、カリウムで、皮をむくときのヌメリ中にムチンが含まれており、体内に入るとグルクロ酸に変わって、胃や腸壁の潰瘍を予防し肝臓を強化したり、たんぱく質の消化吸収を助ける作用や、滋養強壮作用などのたくさんの働きがあるそう。

ヌメリ成分のガラクタンは、脳細胞を活性化させ認知症やボケを予防する効果や免疫性の向上がんの発生・進行の防止、風邪の予防にも働いてくれたり、さらに、消化を促進する作用もあり、整腸と便秘の解消に大変効果的らしいです。

また、体内の余分な塩分を排出し、高血圧やむくみを防ぐカリウム、糖質の分解を助けるビタミンB1、便通を促し、体内のコレステロールや毒素を排泄する食物繊維などが豊富に含まれているそうです。

茹でてから油で炒める

ほうれん草には、β-カロチン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタンEや鉄分、葉酸、葉緑素などたくさんの栄養素が含まれ、ホウレン草に含まれるカリウムには利尿作用や血圧を下げる効果があり高血圧の方におすすめの食材なのだそうです。

ビタミンCと鉄分の相乗効果で鉄欠乏性貧血の予防に役立ち、また、目によいとされるルテインという抗酸化物質もほうれん草には豊富に含まれているそう。さらに根元の赤い部分は、インスリン分泌を促す作用があるので、血糖値を下げたい人にもオススメなのだとか。

茹でる時間が長くなるとビタミンCが流出してしまうので、茹でてから油で炒めると脂溶性ビタミンであるβ-カロチンが効率的に摂取できるらしいです。ただし下痢傾向のある方は、体を冷やしてしまうため控えめにしたほうが良いそうです。

玉ねぎも例外ではない

玉ねぎの血液サラサラ効果はよく知られていますね。野菜全般にいわれていることですが、玉ねぎも例外ではなく、普段捨てている皮にこそ実の部分より有効成分が豊富に含まれているそうです。

皮に含まれるケルセチンという成分は、ポリフェノールの一種で、血圧を下げ、善玉コレステロールを増やして、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ血流の改善や余分な脂肪と結びついて体外に排出させる働きがあり、中身の部分に比べ約20倍ものケルセチンを含んでいて、高コレステロール高中性脂肪で悩んでいる方は、玉ねぎの皮を煎じた汁を、1日数回に分けて飲むといいそうです。

皮を風通しのよいところに干した後、皮ひとつまみに対し、水をコップ3杯分の割合で、コトコト弱火で煮詰め、水の量が半分になったらできあがりだそうです。

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