なぜ会社で「ムリ」と口にする人間は、年収1000万円から遠ざかるのか

2016.03.10
by yomeronpou
 

ビジネスの改善って、要するにこういう事を考え、試行錯誤するということです。

管理職の仕事ってこれの時間をどれだけ取れるのか、そして試行錯誤をどれくらい短いタームで繰り返せるのかなんです。だからルーティーンの作業は極力やらない、自動化する、アウトソースする、そして空いた時間でひたすら考える。これが出来ないというか、やらずに「それは出来ません、ムリです!」って言っちゃう人がスゴく多いんですよね。

出来ないと言うのがあなたの仕事じゃなくて、それをどうにかするのがあなたの仕事ですよ。何をどうするんですか? いつまでも出来ないって言ってたら、「出来ます」という人とチェンジしてもらいますよ、ということが日系の会社だとピンと来ないんですね。外資だとこういうセリフを言う人はあっと言う間に退場させられますから、さすがに出来ませんとは言わず、ノラリクラリと時間稼ぎをするか、ハードルを下げる交渉をしたりするんですよね。これはこれで大きな問題があるんですが。

人間って考えるのが好きな人と身体を動かすのが好きな人の2種類に分かれるんですが、管理職、経営幹部になりたければ、「考える」という行為に比重を置かなきゃダメですよ。課題ややるべきことが見つかったら、どうやったらそれが出来るのかをひたすら考えるんです。本当にそれこそが仕事なんですから。

だから考えもしないで、「出来ません、ムリです」って言っちゃう人は出世させたくなくなるんですよね。

image by: Shutterstock

 

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著者/佐藤しょ~おん
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