親の不安は子どもにうつる!? 保育園に早く慣らす方法

 

おまけ

子どもがケガをしたなどの「不測の事態」の時にも、この知恵が応用できます。子どもは「痛い、痛い」と言って泣きますが、実際には「ビックリ+不安+痛み」が混ざり合っています。そのうち「ビックリ」と「不安」は、親がすぐに和らげたり、消してあげられる部分です。

方法は、次のとおり。

  1. 認める・受け止める
    子どもがビックリしたこと、不安に感じていることを言葉に出して受け止めてあげます。親がしっかり受け止めてあげることで、子どもは自分で驚き・不安を乗り越える方向に気持ちを向けることができるようになります。
  2. 「自信」と「冷静な対応」を伝染させる
    そのうえで、「この問題は解決できる」という自信と、「どう対処したら良いか考えよう」という冷静な対応を取る姿勢を、親から伝染させてあげましょう。

具体的には以下のようなコミュニケーションです。

「おお、そうかそうか、指を切っちゃって、痛いんだね。」
「急に血が出てきて、ビックリしたんだね。不安になっちゃうよね。」

…ここまでは優しく、子どもを受け止めるように。ここから先は、堂々と落ち着いて自信満々に

「でも、もう大丈夫。パパも同じケガをしたことがあるし、他の子がケガをしたのを助けたことも、何度もある。」
「どうすれば早く治るか知っているから、今から手当てしようね。」

日常のケガの「痛み」程度であれば、子どもは充分に我慢できるもの。親が「ビックリ不安の解消を手助けしてあげれば、たいていの場合は落ち着きを取り戻せるはずです。

image by: Shutterstock

 

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