韓国が、日本語由来の「和製漢語」を追放したくてもできないわけ

 

ソウル市では、「切取線」「食費」「呼出」「回覧」といった和製漢語も修正するといったことも行なっています。

ソウル市が行政用語に使われる日本式漢字語の純化語を選定

朴槿恵大統領の言葉や国家儀礼の用語にも和製漢語がふんだんに使われており、「国民儀礼」「参拝」なども和製漢語だとして、「こうした日帝残滓はきれいに洗い流す必要がある」という韓国人専門家も少なくありません。

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しかし、アジアの近代化にとって、日本が創出した和製漢語の存在は必要不可欠なものでした。西欧の近代科学、近代哲学を導入するにあたり、従来の漢語ではその概念を説明することができなかったのです。そこで日本は独自に漢字を組み合わせ、西欧近代主義の概念を取り入れたのです。「科学」「哲学」「自由」「進化」「福祉」……これらはいずれも和製漢語です。

そして、日清戦争に日本が勝利したことで、清から日本への留学ブームが起こり、この和製漢語が中国大陸へ、そしてアジアへ拡散していきました。現在の「中華人民共和国共和国も和製漢語です。もちろん日韓合邦後の朝鮮にもこうした和製漢語が流入し、朝鮮人の啓蒙と朝鮮半島の近代化に大きな役割を果たしました。

韓国人はなにかといえばすぐ「日帝は朝鮮半島から言語を奪った」と言いますが、むしろ近代的な思考のための道具として和製漢語を与えたのです。もし和製漢語が朝鮮半島に入らなければ、現在でも韓国は李朝時代の前近代状態だったでしょう。

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黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』より一部抜粋

著者/黄文雄
台湾出身の評論家・黄文雄が、歪められた日本の歴史を正し、中国・韓国・台湾などアジアの最新情報を解説。歴史を見る目が変われば、いま日本周辺で何が起きているかがわかる!
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