社会の鏡?「ブラックバイト」の実態とは

2016.04.14
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by Mocosuku
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東京大学をはじめとする難関大学に通う現役生の「ブラックバイト」の実態が報告されています。

スマートフォンアプリを使って家庭教師の個別指導による教育サービスを提供する株式会社マナボは、難関大学現役生のチューター30名を対象に調査を行いました。

パワハラ・セクハラ、休憩なし、残業代不払い!!

ブラックバイトを自分自身で経験したことがあるか、もしくは周囲で見聞きしたことがあるのは19名でした。ブラックバイトの主な内容は次の通りです。

・残業代の不払い(52.6%)

・休憩時間の不付与(26.3%)

・パワハラ・セクハラ(26.3%)

具体的には、

「塾でコマ分しか時給が発生しない」、「給料の振り込みが数か月滞納される」

といった給与に関わる事例や、

「理不尽な上司の言及。モラハラとも思える対応」、

「社員間でわざと違う指示をだして楽しむ」といったパワハラに該当する事例が報告されています。

業種別では「接客業」「教育分野」が多数!!

業種別でみると、「接客業」と塾や家庭教師などの「教育分野」が突出していることがわかります。

・接客業(42.1%)

・教育分野(42.1%)

・事務(5.3%)

・エンジニア(5.3%)

・リゾートバイト(5.3%)

教育分野が多いのは、この調査の対象がチューターを務める難関大学現役生であることを反映したものといえるでしょう。

接客業についても、この分野のアルバイトの件数が多いことが影響していると考えられます。

体力を必要とする仕事に関する回答は「リゾートバイト」のみで、一般的にハードなイメージのある「引っ越し」などは含まれていません。

これが、調査対象の傾向によるものなのか、実際にブラックバイトが少ない業種なのかは、この調査からは分かりません。

いずれにしても難関大学現役生の間では、「接客業」「教育分野」においてブラックバイトが多く報告されていることが分かります。

今回の調査において、過酷な仕事を強要するブラックバイトの経験者は約3割にのぼり、経験者のうち、約8割は何らかの対処をしています。

ただ、具体的な対処法として「辞める」「抗議する」「相談する」「労働基準監督署に連絡する」が挙げられていますが、この問題を学生だけで解決するのは難しそうです。

「対処をしていない」と回答した約2割のなかには、「解決できそうにない」とあきらめていたケースも少なくないと思われます。

全国の労働局や労働基準監督署などにある「総合労働相談コーナー」はアルバイトに関する相談にも対応しています。

労働条件、募集や採用に関わるトラブル、いじめなど、労働問題に関し、専門の相談員による面談あるいは電話での無料相談が受けられます。

全国の相談窓口はこちら

執筆:Mocosuku編集部

 

<参考>
株式会社マナボ
本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:三橋克仁。東大・早慶・国公立・各大学医学部などの現役生を中心とした講師陣から、1対1の個別指導が受けられるスマートフォンアプリ「いま聞ける、すぐわかる。スマホ家庭教師 mana.bo(マナボ)」を提供する。

出典:
【調査資料】難関大学現役生のブラックバイト経験者は3割!内、2割は「対処をしていない」「残業代の不払い」や「休憩なし」、「パワハラ・セクハラ」が主な内容に!

 

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記事提供:Mocosuku(もこすく)

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