ひとつは、「約束は守るべきものだ」というメッセージ。こうした丁重な対応を取るのは「本来なら約束は守るべき」という思いがあればこそ。こうした姿勢を見せることで、「約束は守るべきものだ」というメッセージが伝わります。
もうひとつは、「やむを得ない時は変更しても良い」というメッセージ。約束したことに縛られすぎると、苦しくなってしまうこともあります。「時には柔軟に変更してもいいんだよ」というメッセージは、いつか子どもの救いになるかも知れません。
そして、最も重要なのは、「1人の人間として尊重している」というメッセージ。大人に対するのと同じような対応をしてもらうことで、子どもは「しょせん子ども」ではなく、「一人前の人間」として大切にされていることを実感します。このことは、自己肯定感・自尊感情を高め、自信を育み、自立心を伸ばすうえで、大きな効果があります。
お出かけの予定だけではなく、子どもとの約束すべて(一緒にテレビを観る、夕飯は唐揚げにする、なども)において、子どもを尊重する気持ちを持って接していただけたら、私もうれしいです!
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