恋愛も、そういうものです。
説明できないものなのです。
恋愛にいろいろ理屈をつけたり、条件をつけたり、なんとなく、合理的に恋愛を説明したり、「こうこうこうだから、君は僕を選ぶべきだ」とか、合理的に自分を選ばせようとか、しようとする人がいますが、それって、大体というか、すべて、ピントはずれの説明、行動になってしまうのは、そういう理由からです。
「好き嫌い」「かわいい、きもい」という感情の前には、理屈などは無力、ということなのです。
これが、最強の恋愛兵器「好き嫌い」の正体なのですが、では、女子にそれを振り回された時、男子はどう対応すべき、なのでしょうか?
それは、もう、「目には目を」「感情には感情を」という戦法しかありません。他にもやりかたはあるのかもしれませんが、私には、当面それしか思い浮かばない。
つまり、こちらも感情語で対抗するのです。女子というものは、感情語を振り回すことによって、イニシアティブを取ろうとする習性があるから、「それはあまり賢い選択とは言えないよ」ではなく、「そんなこと言うと、君のこと嫌いになっちゃうよ!」という感じです。
逆に、「だから、君のこと好きだよ」というのもあります。とにかく、女子に対しては、「好き嫌い」語で接するのです。とにかく、理屈ではない、好き嫌いで話すのです。
女子という生き物は、自分が好きな人、そうでもない人によって濃淡はあるのですが、基本的には、「人に嫌われたくない」という心理を持っているものなのです。だから、そこをうまく合わせていく。理屈で納得させるのではなく、感情で共感していくのです。
「こうしてくれるといいんだけどな」(君のことがますます好きになっちゃうんだけどな)
みたいなコミュニケーションを作っていく。デートの時とかでも、「この作品はね、なんとかのかんとかで、」なんて薀蓄を垂れていないで、「へええ、すごいきれいだねえ」とか「楽しいねえ」とか「おいしいねえ」とか感情語を織り交ぜて会話していくと噛み合えるのです。
そういうのが苦手な人、理屈でものを考えがちな人ほど、そういうことを意識して、女子とコミュニケーションしていきましょう! つまり、「目には目を」「かわいい」には「かわいい」を。ということですね。
では次回は、「自分の思い込みからの脱却」というテーマでお送りしましょう! 「恋愛とはこういうものだ!」「女子とはこういうものだ!」と多かれ少なかれ、男子は思い込みがあるものです。しかし、本当にそれが、リアルに即しているのか? ただの自分勝手な思い込みではないのか? あなたの恋愛を阻むものの正体を解き明かして、その呪縛から自分を解放しましょう!
なんて壮大なテーマ? それでは次回をお楽しみに!
image by: Shutterstock
著者/ヒロN
メイド喫茶元オーナーで、サブカル系恋愛指南として、「女の子の取扱い説明書」という著書を持つ。メルマガではもてない男女に、異性との付き合い方のノウハウを伝授。
≪無料サンプルはこちら≫
著書紹介