なぜ子供に「夏休みの宿題もう終ったか?」と聞いてはいけないのか

shutterstock_176054726
 

子供を信用していないわけではないけれど、思わず口をついて出てしまうしまう「宿題やったの?」という言葉。こんな問いかけに対して「今やろうと思ってたのに!」という答え方をされたこと、ありませんか? 無料メルマガ『子どもが育つ「父親術」』によるとこの言葉、とある理由から子供に対してかけてはいけないNGワードなんだそうです。では、子供のやる気を妨げずに宿題をさせるには、どうしたらよいのでしょうか。

夏休みの宿題

小学生の子どものいるご家庭では、宿題の片付き具合が心配になっている方もいらっしゃるかも知れません。今号では、宿題を計画的に片付けられるようにするためのサポート方法についてお伝えします。

まず、やってはいけない(←子どもが宿題を計画的に片付けるようになるのを妨げてしまう、の意味です)ことから。子ども本人に、「宿題やったの?」「済んでるの?」と問い詰めることは、禁物です。

理由は大きく分けて2つ。ひとつは、大人に言われてしまうとやる気が失せてしまうから。まさに今、鉛筆を手にして漢字練習を始めようとしていた瞬間だったとしても、この口出しで鉛筆を投げ出すくらいに、やる気をなくしてしまう効果があります。

もうひとつは、子ども自身で管理すべき領域に踏み込んでしまっているから。踏み込んでしまうことで、子どもには「信頼していない」というメッセージが伝わってしまいます。また、子どもの領域を侵し続けると、やがて子どもの側の自立心が折られ徐々に依存心─自分でやらなくても、どうせパパ・ママが考えて言ってくれるさ─が植えつけられてしまう恐れもあります。

print
いま読まれてます

  • なぜ子供に「夏休みの宿題もう終ったか?」と聞いてはいけないのか
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け