名古屋メシの製品としての特長
名古屋メシの代表格「味噌煮込みうどん 山本屋 大久手店」さんに、打ち合わせでおじゃました。
名古屋メシといえば、ハッキリとした味。その中でも、味噌が有名。
まずいただいたのは、串カツに味噌をかけたもの、いわゆる味噌カツだ。次は、どて煮。名古屋以外の他の地域では、これを味噌おでんと言うんだろう。味噌で、グツグツ煮込んであり、モツが特においしい。夏の暑い日だったが、熱々の味噌煮込みうどんもいただいた。セトモノの小さい鍋のような入れ物に入って出てくる。
山本屋大久手店のこだわり
やはり名古屋メシは美味しい。特に、こちらのお店は数ある味噌煮込みうどん店の中でも、「手作り」にこだわっている。したがって、麺も手打ちだし、味噌そのものにもこだわっている。
印象的だったのが、若大将のひとこと。「うちはトヨタ自動車と同じです。粉や味噌をうちの中で加工し、組み立てるんです」とのことだった。
素材にこだわり、仕入れ先としっかりと納得し合ったうえで仕入れる。信頼関係のたまものなのだ。ポリシーとして、冷やし味噌うどんはやらないとのこと。こういう伝統を守る姿勢が、美味しさを伝承し、長く愛されるブランドになる。
暑い時にこそ、熱々の味噌煮込みうどんが美味しい。夏と冬が忙しくなる、とおっしゃるのもうなずける。また来たくなる店だった。