米国、まさかの「利上げ」示唆。どんな「大人の事情」があるのか?

 

今後の状況

世界経済は相互依存性がインターネットの普及で一段と進んでいる。このため、各国の通貨マフィアやG7、G20などで世界経済全体を調整して行く必要にある。

その調整手段が為替であるが、放置すると自国通貨を安価にしようとして競争し始める。しかし、そこには限界があり、マイナス金利が銀行経営を不安定化することで、イタリアの最大銀行が倒産危険性もあり、マイナス金利の深堀りは危険であることがわかってきた。

というように、手段が限られているので、自国だけが得をすることが難しくなっている。このため、各国通貨マフィアの調整で、各国の通貨基準を決めるようになるのかもしれない。

自国経済は国内需要と海外需要でできているので、内需が落ち込むと外需に向かうので、内需を上げる努力が必要である。外需は調整されて、通貨高になり、抑制されることになる。

国内経済政策の中心は、よって内需拡大になるしかない

さあ、どうなりますか?

参考資料:量的緩和から脱出の困難さ

 

国際戦略コラム有料版』より一部抜粋

著者/津田慶治
国際的、国内的な動向をリアリスト(現実主義)の観点から、予測したり、評論したりする。読者の疑問点にもお答えする。日本文化を掘り下げて解析して、今後企業が海外に出て行くときの助けになることができればと思う。
<<無料サンプルはこちら>>

print
いま読まれてます

  • この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け