「変わらないね〜」は褒め言葉ではない。喜ぶ人は危機感が欠けている

 

もちろん、変化をしたことで悪化をしたりうまくいかなかったりすることもありますが、少なくとも「変化をしてみた」という経験があれば、「じゃあ次はこのように変化してみよう次の行動に動くことができます

しかし、「何も変わっていないまま」であれば、本人から見るとプラスマイナスゼロに思えますが、周囲はみんな前へ前へと進んでいるので、完全に遅れていっていることになるのです。

「今のやり方でも十分にお金になっているから大丈夫」と、新しいことにチャレンジしていかず今のままでやっているといきなりお金にならない時がやってきます

これは、小学生の勉強のようなものです。自分は小学1年生の頃から、小学2年生がやるような掛け算や割り算ができる、といってそれを自慢していたとしましょう。でも、それをみんなが「すごい」というので、そればっかり披露して自慢していたら、みんなが小学3年生になった時には、自分はまだ小学2年生の算数のままでしかなくて一気に成績が下位になってしまう、というようなもの。自分が「これだ」と思っている能力ややり方は、それだけに固執していると周囲の時代の流れがどんどん後ろ後ろへと追いやってしまうのです。

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