水面に映る中秋の名月。京都嵯峨・大覚寺で「観月の夕べ」という贅沢

 

中秋の名月とは?

中秋の名月は旧暦8月15日十五夜の夜の月のことです。今年、2016年の中秋の名月は9月15日です。中秋とは秋の真ん中(旧暦8月)を意味します。名月は秋の夕べに見えるひときわ大きなまんまるな満月のことをいいます。中秋の名月の日に月が雲に隠れて見えないことを「無月(むげつ)」といいます。雨が降ってしまう場合は「雨月(うげつ)」といいます。月見は実際に見ることが出来なくてもその存在や秋の風情を感じ宴を楽しむものです。

月は大昔から日本人の心の中に大切なものとして存在していたことが分かります。日本神話の中にイザナギとイザナミの子としてスサノオノミコトと共に月夜見命(ツクヨミノミコト)の存在が記載されています。

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