デメリットだけじゃない。配偶者控除「106万の壁」で得すること

 

厚生年金保険料なら18.182%を会社と半分こして払うから、88,000円×9.091%=8,000円が毎月の負担。年間8,000円×12ヶ月=96,000円

注意:厚生年金保険料率は来年9月で18.3%に固定。この率が上限になります。共済組合も順次18.3%上限で固定されます。

健康保険料率は各都道府県によって違いますが、大体10%くらいだからそれを会社と半分こして88,000円×5%=4,400円が毎月の個人負担。年間4,400円×12ヶ月=52,800円

あと、40歳以上なら介護保険料が1.58%かかるから88,000円×0.79%≒700円かかります。年間700円×12ヶ月=8,400円

今までこれらが130万円未満でサラリーマンの配偶者だったならかからなかった負担が、年収106万円で年間157,200円(96,000円+52,800円+8,400円)増えることになります。だから手取りが90万円くらいになってしまうんです。もし所得税すらかからない103万円で働いたら手取りは103万円〈住民税はかかる)。

まあ、なんかすごく負担が増えてデメリットが増えたような気はしますが、ちゃんとメリットはありますよ(^^;;

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