【京都案内】大人は洛北を目指す。古都で紅葉に息を飲む旅

 

蓮華寺

03rengeji

image by:京都フリー写真素材

  • 住所:京都府京都市左京区上高野八幡町1
  • アクセス:叡山電鉄本線三宅八幡駅から徒歩約10分、JR京都駅から大原行き京都バス約45分「上橋」下車徒歩約1分

本堂の前にある六角形急勾配の笠をつけた蓮華寺型石灯籠は是非チェックして下さい。江戸時代から茶人の間でとても有名な石灯籠です。

庭園は池泉廻遊式で石川丈山作小堀遠州作とも伝わっています。苔むした庭園に対してカエデの木々が幾重にも覆う様子はとても印象的です。書院から見る庭園風景が見物で、赤い毛氈に座ってゆったりとした気持ちで紅葉観賞に浸ることが出来ます。

蓮華寺 紅葉 見ごろは?黄金と赤のコントラストと散り紅葉で有名な穴場はココ!

圓光寺

  • 住所:京都市左京区一乗寺小谷町13
  • アクセス:市バス 5系統 一乗寺下り松下車 徒歩10分、叡山電鉄/叡山線 一乗寺下車 徒歩15分
  • ホームページ:瑞巌山 圓光寺

本堂前には手水鉢と水琴窟が置かれた「十牛之庭(じゅうぎゅうのに)」が広がっています。これは「十牛図」を題材にして作庭されていると伝えられています。その池泉回遊式庭園は、禅の悟りに至る道筋を牛を追う童子の様子を表しています。庭には十牛にちなみ、牛に見たてた十の石が配置されていています。

庭園には、洛北で最も古い池と言われる栖龍池(せいりゅういけ)があります。紅葉と竹林の中には山側に延びる遊歩道が続き、階段を上ると山上には徳川家康を祀った東照宮があります。裏山からは京都市内の展望や「十牛之庭」が一望できます。墓地内には村山たか女花の生涯のヒロインの墓があります。

ピークには燃えるような赤色が庭一面に広がり、葉が散り始めた後に訪れれば、一面に広がる散り紅葉の絨毯を楽しむことが出来ます。

圓光寺 地元の人おススメ! 一乗寺付近の紅葉 見頃と見どころは?

いかがでしたか? 京都は日本人の知識と教養の宝庫です。これからもそのほんの一部でも皆さまにお伝え出来ればと思っています。

 

おもしろい京都案内
毎年5,000万人以上の観光客が訪れる京都の魅力を紹介。特にガイドブックには載っていない京都の意外な素顔、魅力を発信しています。京都検定合格を目指している方、京都ファン必見! 京都人も知らない京都の魅力を沢山お伝えしていきます。
<<登録はこちら>>

print
いま読まれてます

  • この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け