コストパフォーマンスを改善する為の「自作法」
前ページではその一番の違いとして酒粕製にアルコール分が含まれる事と精糖が使われているというデメリットをクロースアップしましたが、更に深く入り込むとより違いが明確になります。
もちろん酒粕製にも食物繊維を多く含むなどのメリットがあるのですが、調理過程や飲む時点で60度以上に加熱しますので「酵素とビタミン」が薄れてしまうんですね。
この点、米麹製は調理過程の最高温度が60度。すると生きた酵素や壊れていないビタミンをきっちり摂取する事ができます。ここが飲む点滴の最大のメリットを受け取れるポイント。酵素とビタミンは我々の元気を活性化する為にとても必要な栄養素です。
米麹製の甘酒に含まれる酵素成分は、デンプン分解酵素やタンパク質分解酵素です。これらが食べたものを効率良く分解し、胃が消化で使うエネルギーが少なくて済むので体が疲れにくくなります。
またビタミンB群は食べ物をエネルギー転換してくれます。これは細胞内のミトコンドリアのお仕事の活性化ですから、これぞ元気の源たる所以です。更には、
- 麹菌やビタミン成分が皮膚を健康に保ってくれる(美肌・美髪)
- 麹酵素が腸をサポート(体力回復、ダイエット、便秘改善)
などなど二次効果も抜群です。
採り方としては食前食後に取れば、酵素が消化をサポートしてくれますし、またその甘さを利用して「おやつの習慣」にも出来ます。普段で糖質の含まれたお菓子漬けだった人には良い代替えおやつになります。但し糖質は取り過ぎるとエネルギーとして使われない部分が全て脂肪となり体に蓄えられてしまいますから注意が必要です。分量としては1日100ml程度、1回おちょこ1杯程度で十分です。