甘酒は「飲む点滴」。男も摂りたくなる驚きの効能と簡単レシピ

 

甘酒の種類

そもそも甘酒は俳句で夏の季語に取り上げられるような夏の飲み物です。何故ならそこに含まれる豊富な栄養素が夏のエネルギー不足を解消してくれるから。昔の人はその効能にしっかり気づいていたんですね。で、その作り方は以下の二種類に分かれます。

  • 酒粕から作る甘酒(アルコール、精糖で甘み付けをする)
  • 米麹から作る甘酒(ノンアルコール、甘みはお米の糖化による天然の物)

どちらも市販されていますが、今回のポイントは元気の源として習慣化する事。するとコストパフォーマンスが良く、より体に良い物を選びたい所です。

まず栄養面からみると、上記二種類の甘酒はどちらも似たような成分を含んでいます。例えば…必須アミノ酸、ブドウ糖、天然型ビタミン(B1、B2、B6)、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、コウジ酸、パントテン酸など。

実はこれらの栄養素が、栄養補給用の点滴とほぼ同じ栄養成分なので「飲む点滴」と呼ばれるんですね。

ただし酒粕製には若干のアルコールが含まれている点と、特に精糖が使われていますから、私的にはこれが決定的なマイナスポイントです。砂糖は花粉症、アトピー、ぜんそく、などのアレルギーの引き金物質と言われており、実際糖質を取ると血糖値の調整に必要な副腎ホルモン「コルチゾール」の分泌が繰り返され副腎が疲弊します。するとコルチゾールの分泌が滞り、抗アレルギー作用が効かなくなり、アレルギーが悪化するという悪いサイクルが生まれてしまいます。

と言うわけで元気の源で選ぶ甘酒は「米麹から作る天然物」。

次ページでは甘酒の更なるメリットをお伝えしてから、コストパフォーマンスを改善する為の「自作法」をお伝えします。

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