客に「感動」をゴリ押しする、呆れた日本企業のカン違い

 

最後にくれぐれも注意して頂きたいことだけお伝えしておきます。

それは、お客様の誕生日。ここぞとばかりに…、お客様にバースデーカードを送ったりする会社やお店がありますが、そのほとんどが「○○様、お誕生日おめでとうございます。尽きましてはこのカードご持参で50%OFFとなります。ご来店、スタッフ一同お待ち申し上げております」的なDMやチラシ。これは、ここぞとばかりに売り込んでいるだけ。そんなものは特典であっても魅力は感じません。そして、感動も何もありません。

本当に感動してもらいたいと思うのであれば、常々のご愛顧いただいている感謝の気持ちと心を込めて書いた「お誕生日おめでとうございます」のバースデーカードを送る。それ以上も以下も無い。まだ、こちらの方がはるかに感動してもらえます。

■今日のまとめ

『感動は「して貰う。」こと』

  • 上得意のお客様の名前をノートに書き出す。
  • そのお客様のことについて知っていること(誕生日や家族、趣味、あるいはクセなど)を書き出す。
  • 次回にそのお客様と会うときにどんな点に注意して対応すればいいか書き出す。

image by: Shutterstock

 

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