出典は、最近読んだこの本です。日本のコント番組の第一人者、放送作家の内村宏幸氏の著作。面白いものを見つけて形にするヒントが多く載っています。
『ひねり出す力』(内村宏幸 著/集英社クリエイティブ)
わからないことは、置き換えることで、新しい企画の道が見えてきます。
例えば「若い女子学生の流行を題材にする企画」を立ち上げるとするなら、若い女性のことなどまったくわからないから切り口がつかめないオッサンは、「メイクもファッションもわからない」などと考えます。
自分が知らないところから切り口を考えるから当然そうなります。
しかし、例えば「自分が学生の頃は漫画が好きだった」「自分が学生の頃は一目惚れでドキドキしていた」といった、自分の経験から考えてみると、自分は男性だけれどそれを女子に置き換えるだけで、「今の女子が読む漫画は?」「今の女子はどんなことに一目惚れする?」といった企画の軸が簡単にできてしまいます。
全く立場の違う人との会話の糸口もそう。
商品開発のためにお客様の不満を考える時もそう。
自分とは違う属性、自分とは違う環境など自分とは違う未経験ゾーンのことを考える場合は、まず自分がよく知っていることと置き換えるのです。
海外を視察する際にも、国内での自分を考えてみて、それを海外に置き換えてみると、視察をするべき部分がより深く見えてきます。
例えば「和食には必ず味噌汁が付いてくるけれども、現地だと味噌汁にあたるものは何なんだろう?」とか、「日本では春に外でお花見をするけれども、現地だとどんな感じで外で楽しむのだろう?」といった、置き換えた発想で考えるわけです。
自分のわかることで置き換えるから、違いや面白い部分などもよくわかるようになるのです。
【今日の発想源実践】(実践期限:1日間)
- 自分が会社や仕事で悩んでいる悩みを3つ、ノートに書く。
- 「会社員ではない人」にはどのような人がいるか。3タイプの属性をノートに書く。
- 自分が書いた3つの悩みを、それらの会社員ではない人たちの悩みに置き換えるとどのような悩みになるか。ノートに書いてみる。
image by: Shutterstock
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