今回の大統領令を受けて「アメリカって、そもそもそういう国だから(人種差別)」という人がたくさんいます。確かにそういった側面があることは否定しません。
同じ時期にアメリカに住んでいた友人の中にはジャップと言われていじめられたとか「You Stink!」(子どもが仲間外れにするときに使う俗語)って何度も言われたといった悲しい経験をしている人もいました。
でも、NOMOを、ICHIROを、受け入れてくれる国でもある。
肌の色の違いを、言葉の違いを、文化の違いを受け入れてくれる人がたくさんいる国でもある。
かたや日本はどうなのでしょう?
以前、外国人労働者について取り上げたときに「目に見えない鎖国が日本にはある」と書きました。
「コメントする立場にない」としかいえない国と、「カナダ人は難民を歓迎する」という国と……。日本も「今」だからこそ、考え、議論して欲しいと思います。
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