池上彰の「伝えるテクニック」を盗めば部下はグングン伸びていく

 

そこでお勧めしたいのが、誰かに向けてアウトプットすることを前提に勉強する方法です。たとえば、本の内容などを身に付けるには、読書の概要や感想などをメモするのが有効です。学んでいる事柄に関して、ブログやSNSで覚書をしながら学ぶのも良いでしょう。この際、人に読ませることを意識した文章を書くことがポイントです。

読んだ本について語り合う場を設けるのも手。相手に自分の読み方、感想等を理解してもらうように話し、かつ相手の質問や意見にも耳を傾けて、それに反応して自分の考えを述べる機会を設けるとよいでしょう。

インプットとアウトプットを駆使し、コミュニケーションの中で学ぶ場を、意識して作り出すことが大切です。

「説明して相手がわからないのは、相手にわかるように説明できない自分の力不足です」(池上彰)

今回は、ここまでです。

image by: Shutterstock.com

 

谷原誠この著者の記事一覧

人生で成功するには、論理的思考を身につけること、他人を説得できるようになることが必要です。テレビ朝日「報道ステーション」などでもお馴染みの現役弁護士・谷原誠が、論理的な思考、説得法、仕事術などをお届け致します。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 弁護士谷原誠の【仕事の流儀】 』

【著者】 谷原誠 【発行周期】 不定期

print
いま読まれてます

  • 池上彰の「伝えるテクニック」を盗めば部下はグングン伸びていく
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け