映画野郎が「ここ10年の名作映画で打線組んでみた」異論は認める

 

原口:で、ここからやっと打順のほういきますか。4番は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で文句なしかな。その前後をどうするか。割と重量級な『ダークナイト』『パシフィック・リム』は3、5番か。

小川:『パシフィック・リム』はどっしりとしたホームランバッターのイメージがありますね。バースやブーマーやブライアントみたいな。こっちが3番かな。『ダークナイト』はちょっと優等生なクリーンアップ打者、元巨人の高橋由伸や元西武、ソフトバンクの秋山みたいな。

原口:下位打線は、さっき例えに出た『ピラニア3D』の8番は採用! あと、『グラインドハウス』は企画モノなのでDHでいいと思う。で、DHがあるから別枠のピッチャーを決めないと。別枠感ということで、ピッチャーは日本映画の『シン・ゴジラ』がいいかな。

小川:それこそ『シン・ゴジラ』は日ハムの大谷みたいな二刀流ですね。

原口:そうね、バッターとしてもけっこう打ちそう。1番はさっきもたとえに出た切り込み隊長的イメージで、『ホットファズ』かな。で、間を埋める感じで2番は曲者感のある『ゴーン・ガール』、6番『アポカリプト』、7番は若者感のある『キック・アス』。こんな感じはどうかな。

小川:2番『ゴーン・ガール』と7番『キック・アス』は逆かな。2番『キック・アス』の方が足も使えそうな感じ。7番『ゴーン・ガール』の曲者というか、3割5部もあるのに7番という方が怖い。

原口:なるほど、その修正でいいと思います! 『ホットファズ』と『キック・アス』って、なんかゴロが合ってて、なんか1、2番コンビとしてしっくりきた。(笑)

KANTO:そうね。曲者色という点では『ゴーン・ガール』7番打者で良さそう……てゆーか、ようやく色々見えてきたかも。

小川:となると、1番:『ホットファズ』、2番:『キック・アス』、3番……元阪神の史上最強の助っ人ランディ・バースみたいな『パシフィック・リム』。4番は『マッドマックス~』。現ヤクルトのバレンティンみたいな感じで。5番は『ダークナイト』かな。6番:『アポカリプト』。元近鉄のブライアントみたいなイメージね。7番が『ゴーン・ガール』。広島の新井さんみたいなね。8番:『ピラニア3D』、9番:『シン・ゴジラ』、DH:『グラインドハウス』。
ってところかな?

原口:おお、いい感じ! ちなみに細かいけど、9番はピッチャーで、DH制でも打順はDHの『グラインドハウス』とそのまま入れ替わりってことで問題ないかな。……では映画野郎選定の「ここ10年の名作映画で打線組んでみた」、これで決定! で、ここまで全く作品内容に触れてない作品について、ちょっとコメントがないといけないかな……と思いつつこの10本については、いまさら改めて説明不要かな。それぞれ語り始めると長くなりそうな気もするし。

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