映画野郎が「ここ10年の名作映画で打線組んでみた」異論は認める

 

小川:とりあえず、作品詳細は検索したり、あと2013年以降なら(バックナンバーをみれば)レビューもありますのでご参考までに。それにしても『ホットファズ』や『キック・アス』、『アポカリプト』、『ピラニア3D』がある辺りが映画野郎らしいかな。

KANTO:『ピラニア3D』をこんなに大事に取り上げていることに意義があるよね。

原口:以上の共通点って、「R15+」ってところですよね。それは4番の『マッドマックス~』も、DH『グラインドハウス』も、『ゴーン・ガール』もそうだけど。そういう、遠慮のない表現のどぎつさも、俺たちが喜ぶ要素でもあるというか。あと表現的なことで思ったんだけど、今回ジャンルの中で「ホラーって入れられなかったなと思った。ホラー映画も俺たちは好きなんだけど、この10年ではかなりミニシアター扱いな感じで上記に割って入る代表作が出てなかったかなー。そのうち、スピンオフ的にホラーだけの打線組んでみたというのもアリだと思うけど。

小川:ホラーで言えば『インシディアス』なんかは革命的でしたね。

原口:『インシディアス』って、あまり話題になっていないので改めてどっかで評価しないとというのはあるし。あと、ホラー以外でも好きなジャンルはあるから、改めてマニアックな名作を語る機会作れればとも思ったりしてます。例えばジャンル映画目線からはずれるかもしれないけど、トンデモ映画というか、カルト的な作品とかもそのうち改めて語ってみたい。これは、こないだ見た『ネオン・デーモン』見て思ったんだけど。とにかく衝撃的な映画というか。

小川:それにしても今回は、個人の意見はチームプレーで押し殺した感じでしたね。まさしく元阪神の和田や元巨人、中日の川合みたいなイメージでバントや犠牲フライを打つ感じで。

原口:小川くんの好みはかなりドラマ寄りで違うから、今回は映画野郎への「フォア・ザ・チーム」精神で。文科系な趣味の映画を体育会系で例えるのってなんか変な感じ。

小川:ともかく、500号記念トークをこんなにもボンクラチックに語れるのも映画野郎ならではかな。皆様、引き続きよろしくお願いします!

 

《映画野郎選定「ここ10年の名作映画で打線組んでみた!!」 最終まとめ》 
※()内は日本公開年

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2番:『キック・アス』【R15+】(2010) AmazonでBlu-rayをチェック!
3番:『パシフィック・リム』(2013) AmazonでBlu-rayをチェック!
4番:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』【R15+】(2015) AmazonでBlu-rayをチェック!
5番:『ダークナイト』(2008) AmazonでBlu-rayをチェック!
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