【女性のオヤジ化】肌荒れ、濃い体毛、野太い声……肉食系女子はオヤジ化が速まる

更年期© rainbow33 - Fotolia.com
 

女性は更年期以降オヤジ化する

女性は思春期を過ぎると、女性ホルモンの分泌が急激に増え、女性らしい身体になってきます。20~30代のホルモン分泌量は安定していますが、40代を 過ぎて50代前後になると女性ホルモンは一気に減少します。そのため、頭痛や心身の不安定などのトラブルに悩まされる更年期障害が起こります。

男性は男性ホルモンしか分泌されませんが、女性の身体には女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)と男性ホルモン(テストステロン)の両方が存在します。男性ホルモンは非常にわずかだけ分泌されていて、心身の安定を保つ役割を果たしています。

女性の男性化は若い頃と更年期以降では意味合いが異なります。

女性ホルモンと男性ホルモンどちらも出ていれば(若年時の性ホルモン分泌のアンバランス)、女性の男性化の症状として

・小さな物音にイライラしやすくなり、怒りっぽくなる。

・女性らしい肌のきめ細かさがなくなり、吹き出物など肌荒れが目立つ。

・髪の毛が硬くなり、髪のつやも失われる。また、すね毛や口の周りの体毛が濃くなる。

・声が低くなり、太くなる。

などがあります。 原因はストレスと無理なダイエットといわれていますが、肉食も関係しているという説があります。というのも、牛、豚、鶏などの家畜は、現代のファーム式育成環境では、抗生物質や栄養添加物、ホルモン剤などを食べて大きく育つようにされている。そのため、環境ホルモン「内分泌撹乱物質」が多く残留している可能性が高く、このため生物の生殖機能を乱すといわれています。NZ産の牛肉は成長ホルモン投与必須といわれていますね。

更年期以降の男性化はむしろ安定感があります。 感情に影響を与えてきた女性ホルモンが低下し、もともとあった男性ホルモンがしっかりと「ちから強さ」「社会性」を支えますから、身体が健康であれば冷静に物事を判断できるようになるでしょう。 更年期のエストロジェン低下のときの心身の適応低下を乗り越えればいいのです。

ダイズイソフラボンが性ホルモン類似とされていますが、腸内細菌叢でアグリコンに変換されてはじめて吸収、生理活性を示します。なんでもかんでも大豆イソフラボンは間違い。腸内環境を整えてから、ですね。大豆丸ごと摂取は腸内環境改善に役立ちますので、それはそれで意味があることです。実はヤマイモなどは性ホルモン前駆物質DHEAを含んでおり、男性も女性も強壮剤になりうるでしょう。経験的な食療養にうら付けがありました。

旅行中の70代のご夫婦、奥さんのあとからとぼとぼついていくお姿、よく拝見します。高齢化社会、女性の力は頼りになるはずです。こうなったら総理大臣も70歳くらいの女性に任せたいですね。おとなりのお方よりどっしりと国政に構えていただきたいものです。

 

『メグ先生の森の診療所』第83号(2014年12月13日号)
著者/宮田恵(医師・シニア野菜ソムリエ)
岩手県出身、岩手医科大学医学部卒業、医学博士、放射線科専門医、抗加齢医学(アンチエイジング医学)専門医、日本医師会認定産業医、みやぎ食育アドバイザー。岩手県で生まれ育ち、大学まで岩手で教育を受ける。 大学付属病院から僻地診療所まで、さまざまな医療を経験。 食と健康について幅広く研究するために、シニア野菜ソムリエを取得。 研究テーマは、子供から大人までの食育、野菜・果物で知る味覚のナチュラルサイエンス、食と放射能。 論文や学会発表だけが通用する医師の実績、そこに疑問を抱きながら、社会を幸せにする医師としての実績を日々模索し続けている。
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