最近は、個人情報に敏感になるあまり、マンションで名前を出すのを嫌がる人が増え、もっぱら、「○○号室の人」と部屋番号でしか識別できなくなったり、様々な手続きも、名前よりマイナンバーの方が重要視されるようになってきました。そんな時代に、改めて「名前」ってなんなんだろう…と考えさせられました。
「名前」というのは、個人を識別するだけのものじゃなく、一人の血の通った人としてのぬくもりや尊厳が含まれているもの…。そう思うと、「名前」を呼ばなくなることが、人と人とのかかわりを少しずつ変えていきそうな気が…。
そして、チーム名に個人の名前が付くことで、そのチームに対して親しみが増すということもあると思います。ですから、スポーツのチームでも、監督の名前をつけて呼びますよね。
こんな時代だからこそ、管理組合でも、名前で呼んではどうでしょう。「理事会」じゃなくて、「チーム廣田」みたいな呼び方にしたら、それだけで、団結する気持ちが湧いてきそうです。
口に出す「呼び名」って大事ですよね。
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