昨年のメルマガでも書きましたが、『日本国憲法』のあり方、解釈の仕方にはいろんな立場があります。その中で、国民一人一人が、自分はどう捉えるのか、ということに関心を持って、勉強し、主体的に関わる、ということが大事だというのは、今年も変わりません。
歴史の解釈でも同じなのですが、1冊、2冊本を読んだだけですべてがわかるものでもありません。ずっと議論が続いているものなので、ちょっとかじっただけで何かがわかるというものでもないでしょう。だから、本気で取り組むと大変なことになりがちです。
でもそうだからと完全に離れてしまうのもどうかとも思うところで、できる範囲で、いろんな立場、解釈のものを聞いてみて、読んでみて、その上で自分でも考える。少しずつでいいと思うのですが、その繰り返しが大切だと思うのです。
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