行動力のない人間ほど「努力すれば報われる」を座右の銘にする訳

 

どれほどコツコツやってきたかというよりも、どのように考え、どのように目的を果たしていくか? そのためにどう動いていくか? ということが大切なのです。

つまり、単純にコツコツ頑張り続けるのではなく、思考を巡らせ目的達成の可能性を探りながら判断し行動を続けていくことが重要なのです。それが努力です。

そうした努力をせずして、「どうしてわかってもらえないんだ」とか、「なぜ誰も認めてくれないんだ」なんてことを言ってるのはお門違いです。自己判断の過程のみを評価する、なんてことはあり得ません。

「私は自分のペースでコツコツ努力していますから…」なんていっている人ほど、その成果が目に見えてくる可能性はほとんどありません。そして、そういう人ほど、その仕事にかけた時間を主張したがります。

成果というのは、時間をかければかけるほど良い、というものではないですし、時間をかければ仕事の質が上がる、なんてこともありません。みながダラダラと残業を続けているという会社では特に要注意です。定時までに自分の仕事は完了しているのに、周りがみんな残業してるから…なんとなく帰りずらくて帰れない。こうした空気が社内に蔓延していると、仕事の質は下がる一方

コツコツ努力するということは、時間をかけるということではなく常に思考と行動が一体となって取り組み続けるということです。その積み重ねによって、仕事の質が上がり、結果として報われるのです。

■今日のまとめ

『コツコツ努力するということは、時間をかけることではない。』

  • 成果を出すための努力とはどういうことをいうか? 考えノートに書き出してみる。
  • 仕事の質を今よりも1%上げるために工夫できることはないか? 考えノートに書き出す。
  • 上記2点をみんなで話し合う。

image by: Shutterstock.com

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