「グループ名に数字がつくアイドル」の撮影で見たマナー違反

 

都内では日常的に行われている映画、ドラマ、雑誌などの撮影。「芸能人を見られてラッキー!」と思う人ばかりならいいですが、当然ながら「仕事で急いでいるのに道が塞がってて通れない」と不愉快に感じる人もいます。そんな苦情を少しでも減らすために、スタッフができる努力とは? 無料メルマガ『映画が作れるようになるメールマガジン』では映画制作団体「映画工房カルフのように」の代表を務めるオリカワシュウイチさんが、とある「実例」を取り上げつつ記しています。

ゲリラ撮影はマナーを守って

かなり矛盾したタイトルですね。今回は、撮影中のマナーについてのお話です。

先日、都内を歩いていたら、路上で某アイドルの写真撮影をしているところに出会いました。同じような格好・髪型の女の子達が並んでいました(グループ名に数字がつくどれかだと思われます)。

僕はそのとき、仕事仲間と一緒で、二人で珍しいものを見る感じで、単なる野次馬と化していました。

さて、僕が気になったのは、あるスタッフの行動です。撮影隊の端っこにいたスタッフが通行人をにらみつけていたのです。野次馬である僕らも、一挙手一投足をチェックされているのを露骨に感じました。おそらく、スマホでも取り出そうものなら、飛んできて制止しようとしていたのでしょう。

もちろん彼らは、きちんと撮影許可を取っているはずです。だから法律的には何も問題ない。そして、アイドルの写真を撮られるのがNGなのも分かります。

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