話が前後しますが、今回のインシデントに絡んだ「平時における視認性の低い船体をどう規制するか?」という問題については、国際的な取り決めの必要性を感じます。同じように、無人機や無人艦艇の軍事利用に関しても野放し状態ですが、航空管制や航路の安全確保という観点からは、いつまでも超法規状態を続けるわけにも行かないと思います。
それはともかく、結局は、高い判断力と、高い技術力を保有した上でのほんとうの意味での「軽武装論」または「高度専守防衛」という思想が勝利するのではということも考え始めていますが、これは宿題にさせてください。