幼い頃に母親からの愛情を受けなかった人が、自分を愛すべき理由

 

自分を抱きしめてあげましょう

質問に「母に対しての自分を、どう褒めていいか分からない」とありますが、

★今は、「お母さんと向き合っている自分」をあまり意識しない方がいいと思います。「母に対する自分をどうほめるか」ということを、考えないようにすることですね。

そのことにとらわれていると、イライラはいつまでも消えませんから、お母さんとは “心の中で距離を置く” ようにしましょう。それよりも先に、自分に優しくすること。自分をほめて、抱きしめて、癒すことが先です。

★お母さんと関係のない あなたの行動や仕事、感性や発想などを、基本に従って毎日ほめましょう。

★「ほめ日記」の一定の効果は既に出ているようですから、「プラスの変化・発見」にも目を向けて、ほめて下さいね。

★もし、子どもの頃のことをふっと思い出すようでしたら、当時の自分の気持ちを優しく受け止め、ほめてください。「寂しかったね~、でも 乗り越えてきてえらかったよ。いい子だったよ」というように。

★ただし、無理に子ども時代を思い出すようなことはしないでくださいね。過去よりも「今」のあなたの心が明るく希望が持てるようにすることが先です。

私は「過去はそのままにしていても、前に進める」という考え方で、多くの方の「自己実現」をサポートし、見守ってきました。(過去を整理しなければ前に進めないという考え方には、反対の立場です)。

「ほめ日記」の継続で “ほめ回路”を作り、セロトニン等の幸せホルモンの分泌をよくしていくことで、「今」のあなたは精神的に楽になり、いいことが増えてきます。

★お母さんにイライラすることがあったら、その自分の気持ちを優しく受け止めて、「ムリもないよ。イライラしなくなる時を待とうね~」と 言いながら自分の体に手を回して、抱きしめてあげましょう。うまく出来なくても 気にしないこと。

★自分を抱きしめてあげたら、「ほめ日記」に「抱きしめてあげたね、自分に優しいね」と書いてほめましょう。

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