会社員が空き家を民泊施設に。夢の不労所得は実現するのか?

 

もう一つは、田舎のボロボロの古民家を最低限人が住めるまでに改修し、貧困層、主に生活保護世帯に貸し出すというビジネスモデルです。これはわたしもホリエモンと始めようとして頓挫してしまったのですが、実は生活保護世帯って毎月決まった金額の支給があるため、家賃の取りっぱぐれがないんです。

ただしQ1の方のように修繕費に1,000万円もかけたらペイしないので、リフォームは工務店に依頼せず自分たちで行う。千葉県の勝浦にはわたしもサーフィンでよく行きますが、外国人観光客もほとんどいませんし、500万円ほどの格安マンションもありますので2,000万円の先行投資を回収するのはかなり厳しいのではないかと・・・・

であれば観光地でなくても貧困層が多い地域を狙い、二束三文で買った古民家を改修して家賃収入を得るビジネスの方が利回りが高いはずです。前に知り合った人が2,30件運営していますが、かなり儲かると聞きました。

ポイントは、生活保護世帯って賃貸物件を借りるのも審査や手続きで敷居が高かったりするので、出来る限り初期費用を安くしてあげること。また募集の際も公共機関に委託したり、滞納時は生活保護費から天引きするなど契約をしっかり結ぶ等、このあたりは詳しくないのですがけっこうなノウハウがあるようです。

まあこれも生活保護のシステムが破綻してしまったら終わってしまいますが・・

image by:Shutterstock

[toruoku]
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