自転車の危ない逆走を止めろ。「自転車ナビライン」のビミョーな制度

 

吉田:そういえば、その自転車ナビラインで逆走してきた自転車と、ルールを守って走行していた自転車がぶつかりそうになったかわかりませんが、口論になっているのを目撃したことがあります。あきらかに逆走自転車の方が悪いですが、ルールを守っていた方の自転車は若い主婦で、逆走側は50歳過ぎているだろうと思われるくたびれた感じのオッサンでした。平日の昼間から怒鳴り声出して口論……というか、説教なのか文句なのかオッサンの物凄い逆ギレっぷりに、ギャラリーが集まっていたぐらいです。こういうケースって実際多いんですか?

Tさん:ええ、結構あります。自転車のルールを守れとか言われると逆ギレする方は若い人でもいますが、今まで自転車を走行させていて怒られた経験なんてないのでしょうね。相手が警察官じゃないからってことで、ルールを守れと言われてカチンと来るケースが多いみたいです。

吉田:っていうか、交通法規を守らなかったらで交通違反ですよ、と民間の方が注意や警告をして逆ギレされるのは恐ろしいですが……暇している警察官も多いんですからもっと取り締まりを強化しないと、そのうち逆ギレした人との口論から殺人事件に発展しちゃうんじゃないですかね? 刃物所有している人が最近やたら多いですし。警察という組織は何か最初の凡例事例が出ないと動かない怠慢さがありますので、ハッキリ言わせていただきますが、それでは本当に遅いんですよ。

Tさん:ええ、おっしゃるとおりです。私の方としても納得行かない部分多々ありますが、今は自転車を使う人たちのモラルを信じるしかないのです。それと確かに刃物を所有している人はとても増えましたね。正当な理由なく所有する人が多く、私の経験した職務質問で手荷物検査させて頂いたところ、ハンドガン式のエアガンやナイフ、カッターなどは中学生から50代のオトナまでバッグに入れて、すぐ出せるところへ忍ばせてました

吉田:物騒な世の中になりましたね。こんなつまらないことで路上で口論し、刃物なんか出されたらそれこそウンザリです。意図的な殺意を否認できないでしょうし。

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