中国ビジネスでまんまと失敗する、日本人経営者8つの特徴

 

共通点1

我が社の製品は他社と違ってスゴイんです」からの説明。

各社自社の製品には自負を持っているでしょうし、何処にも負けない何かを持っているのは分かります。が、それが日本人にマッチングしたのは分かるのですが、そのまま中国人に当てはまる、と思って説明が始まります。

国も違えば、生活環境も違います。日本で売れたからって中国人を考えてないでどうして中国人に売れると思うのでしょうか?

共通点2

中国人に弊社製品の良さが必ず通じると思います」の説明。

中国は日本より国土も26倍近くあり、多民族国家であり、気候の地方でバラバラ、貧富の差も日本以上。

しかし中国の状況を分からず「中国人に売れます!」の自信。中国の何処の誰に売りたいのか? そもそも「中国人を調査した上で製品の良さが通じる」と思ってはいないようです。

共通点3

中国で売りたいという割には、中国に関する書籍などを読んで無く、中国人との交流もなく、中国に関する知識がほとんどない点。

事前準備もせずに現地に乗り込んで来るので、販売したいターゲットの説明がよく分からず「中国人とだけの説明が多いです。先ほどの中国人全般に売れると思っている点にも繋がります。

相手が分からないで販売するなんてお金をジャブジャブ捨てているに等しいと思います。

この共通点があるので「共通点1」と「共通点2」が疎かになるんだと思います。

共通点4

現地の私のように業界の専門知識を持っていない人物に相談する。私は長く中国にいるだけでコンサルではないです。

私的には見識が広がり勉強になるので相談されるのは構わないのですが、私に相談する位なので結局頼りにする場所が無い事を指しています

もしくは中国コンサル会社はありますが、相談すると高い。だから現地にいる「誰か」という点を頼りに人伝えに調べて来るのですが、コンサル会社のプロに相談した方がいいと思います。ここの先行投資をケチって後で失敗している日本人、本当に多いと思います。

共通点5

同行している中国人がスゴーく怪しい

聞くと日本で縁あって知り合ったという中国人が同行する事があるんですが、これが胡散臭い人が多いのですが、面と向かってアレコレ言えないので、相打ちするしか無いことがあります。

信頼できるパートナーを探す、これは中国ビジネスで重要なポイント。中国だけではなく海外ビジネスでは重要なポイントですね。

確かにビジネスを早く進めたいと思い、気持ちが焦り、知り合った中国人に相談をしたい気持ちも分かりますが、「その中国人に投資した金額を持ち逃げされても仕方がない」くらい、信用できる相手と商売をしないと海外ビジネスは成功しないと思います。

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