売上低迷している店がまずやるべきことは何か? それは、「誰を集客すべきなのか?」あるいは、「誰をメインのターゲットに据えるべきか?」を最も最初に考えなければなりません。その上で、そのターゲットのどういった「利用動機」を促すべきなのかを見直すべきです。また、そのターゲットと利用動機に応じた「価格帯」はどれぐらいなのかも、改めて検討することも必要でしょう。
この3つの点をしっかりと見直した後に、どんな商品を売っていくのか、もしくは価格で勝負するのか、あるいは、サービスで勝負するのか、それを検討するのです。
売上が低迷している店というのは、この「ターゲット」「利用動機」「価格帯」と「メニュー」と「サービス」、「店舗の雰囲気」がきちんと一致していない、すべてに「一貫性がない」のです。そのため、お客様のニーズと店舗のやっていることに「ギャップ」が生まれ、徐々に客足が遠のく結果を招いているのです。
これらのことはすごく基本的なことですが、意外とこれができていない店が多いのが実情です。だからこそ、店つくりの「原理原則」、特に店舗コンセプトの考え方、メニュー構成のあり方を知る事が大切で、「原理原則」が分かって入れば、様々な応用が利きます。
ページ: 1 2