もはや開店ガラガラ。場所も味もいいのに客が来ない店の特徴

 

売上低迷している店がまずやるべきことは何か? それは、「誰を集客すべきなのか?」あるいは、「誰をメインのターゲットに据えるべきか?」を最も最初に考えなければなりません。その上で、そのターゲットのどういった利用動機を促すべきなのかを見直すべきです。また、そのターゲットと利用動機に応じた価格帯」はどれぐらいなのかも、改めて検討することも必要でしょう。

この3つの点をしっかりと見直した後に、どんな商品を売っていくのか、もしくは価格で勝負するのか、あるいは、サービスで勝負するのか、それを検討するのです。

売上が低迷している店というのは、この「ターゲット」「利用動機」「価格帯」と「メニュー」と「サービス」、「店舗の雰囲気」がきちんと一致していない、すべてに一貫性がない」のです。そのため、お客様のニーズと店舗のやっていることにギャップ」が生まれ、徐々に客足が遠のく結果を招いているのです。

これらのことはすごく基本的なことですが、意外とこれができていない店が多いのが実情です。だからこそ、店つくりの「原理原則」、特に店舗コンセプトの考え方、メニュー構成のあり方を知る事が大切で、「原理原則」が分かって入れば、様々な応用が利きます。

 

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若手飲食店コンサルタントとして、人気急上昇中の飲食店経営コンサルタント、中西敏弘が「売れる」飲食店作りの秘訣を論理的に、そして分かりやすく解説します。

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【著者】 中西敏弘 【発行周期】 毎週2回

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