仮にサイバー攻撃により通信網が遮断されたときどうするか。まず、身の安全に問題が無ければ慌てないこと。ネット回線を不要とする既存のテレビやラジオは生きているので、まずこれらを探して情報収集します。パニックからの流言飛語に慎重になるためです。
世界と繋がるインターネットですが、実際には物理的な回線で繋がっています。国内と世界を繋ぐポイントは幾つかと繋がれており、どうしようもなくなれば、これらを切断すれば、国内ネット回線は復旧します。
DNSを含めた海外サーバを利用していると、使用不能になりますが、全体の利益のための一時的な制限は仕方がないでしょう。
つまり「しばらくすれば落ち着く」ということ。お茶でも飲んでも、仕事は早上がりしてノンビリ過ごす。つまらん結論ですが、災害対策など、つまらんことの積み重ねなのです。
そもそもサイバー攻撃を防ぐ方法はないのか。専守防衛の我が国にとって、サイバー攻撃も防ぐ術はありません。日本にちょっかいだしたら攻撃するよ、という敵基地先制攻撃的な法整備がなされない限り、やられるまで何もできません。
いま、我が国が置かれている「現実」を知っておくこと。これも災害対策と同じです。地震や台風が「自然」による災害であるなら、「戦争」はこちらが望まずとも「敵国」により仕掛けられる災害です。私が推測するに「憲法9条」ではこれを防げません。