「少年」監禁の前科も。朝日と読売が隠し続ける中1男女殺害容疑者の過去

 

今後、容疑者が黙秘を続けた場合、証拠の積み重ねで殺人と遺棄を証明しなくてはなりませんが、今後堂山町などで聞き込みをしっかりやって、偽装に使われた「精液の主」を見つけ出すことが出来れば、殺人、遺体遺棄共に一気に立証のハードルが下がります。「精液の主」には多分アリバイがあるでしょうから、その男からコンドーム入りの精液を手に入れて、遺体のポケットに入れるなんて、逮捕された男にしかできないって立証するのはそんなに難しくないでしょう。裁判員の心証は正に真黒になる筈です。

そもそも、性犯罪者がわざわざ自分の精液を入れたコンドームを遺体と一緒に残すなんて、余程のアホでないとありえません。この容疑者、あまりに思考が幼稚です。こんな野郎が出所後野放しになって、その毒牙に2人の子供がかかるなんて、絶対に許せないですよね。

性犯罪に関して、被害者及び遺族の気持ちに配慮して抑制的に報道するのは、メディアのたしなみとしてあり得る話です。でもね、重大犯罪で、社会がいろんな危機を共有しなくちゃいけない場合ですら、性犯罪だというだけで一切の事実、情報を伏せてしまう一部メディアの現状は問題だと思いますよ。最終的にこの容疑者の犯行立証に際して週刊新潮しか書いていない「精液入りのコンドーム」が焦点になった時、例えば朝日新聞は「性犯罪」という事件の核心を隠して、いったいどうやって読者に真実を説明するつもりなんでしょうか?

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辛坊治郎メールマガジン』第235号(9月4日発行)より一部抜粋

著者/辛坊治郎
「FACT FACT FACT」をキーワードに、テレビや新聞では様々な事情によりお伝えしきれなかった「真実」を皆様にお伝えします。その「真実」を元に、辛坊治郎独自の切り口で様々な物の見方を提示していきたいと考えています。
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