女子は会話の中身より「どんな態度で話したか」しか見ていない

 

1.女子は「言葉」を真に受けない

女子って、男子に比べて、おおむね、おしゃべりですよね。私も、メイド喫茶をやっていた時に感じていたのですが、女子って、自分の好きな人、仲間と一緒で楽しい時って、とにかく収拾がつかないほど喋りまくるという性質があります。まあ、つまり女子っておしゃべりな時ほど、上機嫌なのです。

しかし、まあ、そんなに喋りまくってよく話のネタが尽きないなと感心して、一体何を話しているのかと立ち聞きなどをしてみると、実に、実に、実に、「たいしたことは言ってない」のです。内容がないのです。男子的に見ると、それは「無駄口」の塊のようなものです。女子は、この「無駄口」を延々としゃべり続けるのです。

ここが、男子と女子の会話コミュニケーションのそもそもの違い。男子にとって、会話というのは「自分と相手の知識を交換しあったり、議論をして、正しい結論を導くためのコミュニケーション」という目的を持っているのですが、女子の場合は、そういう意味合いは薄くて「仲間、友達と共感しあうこと自体」が目的。

だから、何を話したのか、なんてどうでもいい。女子にとって重要なのは、何を話したのか、ではなく、どういう態度で話したのか、ということ。なんですよね。
女子は、そこを感じ取ってくる。

よく、女子が盛り上がるような話題がない、とか悩んでいる人がいますけど、別にたいしたことなんて言わなくてもいいのです。「やあ、元気そうだね」とか「会えてうれしいなあ」とか、ベタで当たり障りのない言葉を言っていればいいのです。

問題は、どういう顔つきで、どういう声のトーンで、どういう態度で言うか、なのです。女子は、そこを見ている、というか、そこしか見てない。だから、会話の内容なんかに悩む必要はさらさらなし。それよりも、どういう顔つきで、どういうトーンで声をかけるか、に気を使うべきなのです。

2.結論を急がない

「男子と女子では会話する目的が違う」。これって、まだまだ男子には感覚的にわかりにくい部分もあるのですが、たとえば、女子と話していると、結論が出ないような、回り道ばかりしているような、だらだらとした会話になってしまって、イライラすることがあるのです。で、つい「つまり、君の言っていることはこうなんだよね」とか「結局、結論は○○なんだよね」とか、言いたくなってしまう。

この男子がやらかしがちな「要約の上、断定」。これが女子との会話の場合、やばいことがあるのです。つまり、女子の会話は、「何か知識を得たり、決めるため」ではなく、「楽しく会話すること自体」が目的なのですから、それをさえぎって終了させる、ということは、「ああ、あたしとは会話していたくないのね、あたしとはなかよくしたくないのね」と女子に受け取られてしまう危険性があるのです。

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