女子は会話の中身より「どんな態度で話したか」しか見ていない

 

3.女子に「決定」を求めない

もちろん会話の中には、ただ、だらだらとおしゃべりしていればいい場合と、何かを決定しなければならない場合があるので、延々と女子の話を聞いてはいられない時もあります。たとえば、これからどんなレストランへ食事に行くか、決めなければいけないとか。結論を出したい

そういう時、「ねえ、何が食べたい? どこに行きたい?」。まあ、普通、女子に聞いたりしますよね。しかし、こういう時でも、女子は、なんだか要領を得ないことを延々としゃべったり、話が横道に反れたりして「あれ? なんの話だったんだっけ」なんてことが往々にしてあるのです。

「だ、か、ら、何料理が食べたいか!だよ!」と延々、結論を待っていた男子としては切れ気味になったりする。「こいつ、状況がわかってるのか、バカじゃないのか」と思ったりしてね。

一方、女子の方は「あたしにそういうこと決めさせんなよ!」と思っていたりする。女子は、何かを自分が決めたり、断定させられたりするのが、大の苦手で大嫌いなんですよね。男子は、この女子の「決定嫌い」を軽視しているから、ちょくちょく「君はどうしたいの?」とか「君のしたいようにするから」とか、女子に「決定」させようとしてしまう。

「僕は、彼女を大切に思っているから、彼女の意思を尊重して」なんて思っている人ほど、この間違いをしでかしてしまうのです。わざわざ女子が黙っているのに「君は、どうしたらいいと思う?」なんて聞くもんじゃない。女子だって、何かしてほしい時とか、これだけはしてほしくない、と思った時には、こちらから聞かなくたって、自分から「○○だけはやめてね」とかリクエストしてくるものです。

4.しかし、会話はしよう

女子に「何かを決めさせよう」とするのはNG。基本的に、それは男のほうで決めていけばいいのです。しかし、じゃあ女子に何も告げずに、勝手にどんどん話を進めていけばいいのか、というと、それは違うのです。

「え? なんで? だって、女子は決定を強要されたくないんでしょ?」と思う人は、まだまだ女子の会話の本質が本当にはわかっていない。そして、男子の会話発想が抜けていないのです。「用件があるから話す」「用件がないなら話す必要なし」というのは、男子会話の発想なのです。

「会話すること自体」を大事にする女子的発想では、用件がないから話さない、ということは、即「冷たい」「仲良くしようと思ってない」ということになってしまうのです。だから、女子とは延々雑談をしつつ、肝心な決めごとは最後のほうに「あ、ちなみにさあ、お昼は○○でランチってことでいいよね」くらいに付け加えて終わりにしてしまう、私は、そういうふうにしています。

以上が、女子と噛み合うための会話術の基本中の基本。絶対に覚えておいてほしいのは、ただ1点。「男子が一見、無駄、無意味と思うだらだらした中身のない会話こそ、女子が最も好む会話である」ということ。ここを踏まえておけば、女子との会話はかなりスムーズになると思います。

では、次回は「恋愛のためのファッション戦術」というテーマでお送りしましょう。僕は、うまれつきイケメンじゃないから、ファッションなんて関係ないや、という人にも読んでいただきたい、新しいファッション理論です。というのは、ちょっと大げさかな? それでは次回をお楽しみに!

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メイド喫茶元オーナーが教えるサブカル恋愛塾』より一部抜粋

著者/ヒロN
メイド喫茶元オーナーで、サブカル系恋愛指南として、「女の子の取扱い説明書」という著書を持つ。メルマガではもてない男女に、異性との付き合い方のノウハウを伝授。
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