自民圧勝も「野党共闘なら勝てた」と言い張る左派マスコミの愚かさ

 

ここからは、選挙前後のマスコミの異常な報道ぶりを指摘していきます。

選挙が終わってマスコミは平壌放送。あきらかな誤字ですが、あるネット民に教えられた言葉で、いつも通りの北朝鮮が喜ぶような、日本を貶める弱体化させるかの報道という意味です。立憲民主党が躍進したと、彼らを持ちあげ、返す刀で「安倍政権が支持されたわけではないと珍説を開陳します。

議会制民主主義であり政党政治の我が国では、政党党首は「首班指名」に名乗りを上げて、最多得票数を得たものが首相になります。自民党総裁は安倍晋三氏で、自民党が勝てば「安倍政権」が再任されるのは自明の理。

まして選挙結果という圧倒的な民意を前にしても、それを否定するとは、頭の中がアレでなければ、「世論は俺たちが決める。愚民は黙っていろ」という傲慢の告白です。

珍説の背景になっているのは、朝日や毎日などの世論調査で「安倍首相での政権を望まない」という回答の高さですが、日本は大統領制ではなく政党政治です。そもそも、この設問が首相とは言え、個人に対するイジメです。

また、毎日新聞が10月13~15日に実施した世論調査では、衆院選後も安倍晋三首相が首相を続けた方がよいと訊ねたところ、「よいとは思わない」が47%で、「よいと思う」の37%を上回ったとあります。

これをもって「安倍ノーとは短絡的過ぎます。逆に「悪いと思うか」と聞いてイエスがこの数字なら、確かに安倍政権への不信任ですが、「よいとは」という曖昧な設問には、「もっと適切な人がいるならば」という曖昧な答えも含むことができるからです。

つまり、良いと断言する明確な理由がない、あるいはマスコミが執拗に批判しているから、という層がここに含まれるということです。

印象操作と断じて良いでしょう。ネガティブキャンペーンです。ただし、新聞には不偏不党を求める放送法の縛りはありませんから違法ではありません。

Web版の記事では「比例代表どこに?」と見出しを貼った円グラフがあります。そこでは「立憲民主党」が多数派ですが、これは「良いとは思わない」と答えたグループの回答。しかし、ぱっと見た目は立憲民主党が多数の支持を得ているかの印象を与えることができます。

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