医学の進歩とともにがんは「死の病い」ではなくなりました。
がんという内部に潜むものとともに生きる。そのためのケアも支援も、社会の理解も全く足りていません。
実は数週間前。彼女から「週2日。3時間だけですけど雇ってもらえることになった」という連絡をもらいました。急遽、訪ねると、「仕事って楽しいですね!『生きてていいんだ!』って思えました」と笑顔で話してくれました。
2人に1人ががんになる時代。がんという病い。
検診とか早期発見とか治療といった医学的な視点だけではなく、社会問題として考えるときがきたのではないでしょうか。
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