こうした考え方が背景にあると、「賃金は労働の対価」という固定観念をキャンセルする事が出来ます。この固定観念が頭にあると、二つを「等価交換」と考えてしまい「貰った分だけ働く」事しか出来なくなります。そして貰った額以上の仕事をする事も出来ません。しかし「貰っている物」をお金以外にも色々想像できるようになると、賃金分だけ働いていては全然ペイしない事が分って来るんですね。
お金だけで仕事をしているとそ大して出世は出来ません。等価交換の世界では毎月給料が入れば仕事はそこでゼロリセットするからです。じゃあどうすれば賃金以上の仕事が出来るか?
その為にはまず上記したお金以外の対価を強く意識し、それを得た時深く実感する事。その為には、仕事を通じて様々なスキルを積極的に身に付けたり、人に会いに行ったり、はたまた目の前の課題から逃げずに真正面からぶつかり、経験と体験を増やす機会を作る必要があります。
同じ社員でも問題を自らこなす人と、面倒だから逃げてしまう人がいます。前者は年々完成されて行き、後者はいつまで経っても同じ場所から動けませんよね。そしてより完成度の高い方が安定飛行を続け、先の世界へ行けます。
行動量を高め、賃金以上の仕事をこなし続けていると、年々目に見えない対価の流入量が増えて行きます。それこそ定期預金のような感覚で。この流れを早めに築く事が晩年に富と成功を築く為の大事な鍵なんですね。
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