ズルくない?1日生まれが1カ月早く年金をもらえるのは本当か?
じゃあ、1日生まれの人は得してるじゃないか!けしからんo(`ω´ )o! …というとそういうわけではないです(笑)。20歳になると、国民年金に強制加入になって国民年金保険料支払い義務が発生しますよね。20歳到達月分から国民年金保険料を納める義務が発生する。という事は、12月1日生まれの人は11月30日が20歳到達日だから11月分の国民年金保険料から納める義務が発生します。逆に12月2日生まれの人は12月1日が20歳到達日だから12月が20歳到達月となり、12月分の国民年金保険料から納めればいいわけです。
1日生まれの人は1カ月分早く年金が貰えるけれども、その代わり1カ月早く国民年金保険料を納める義務があるわけですね。だから特別、1日生まれの人が得をしているわけではないです^^;。でも貰うときはちょっとお得感はありますよね。
image by: Shutterstock.com
年金アドバイザーhirokiこの著者の記事一覧
佐賀県出身。1979年生まれ。佐賀大学経済学部卒業。民間企業に勤務しながら、2009年社会保険労務士試験合格。
その翌年に民間企業を退職してから年金相談の現場にて年金相談員を経て統括者を務め、相談員の指導教育に携わってきました。
年金は国民全員に直結するテーマにもかかわらず、とても難解でわかりにくい制度のためその内容や仕組みを一般の方々が学ぶ機会や知る機会がなかなかありません。
私のメルマガの場合、よく事例や数字を多用します。
なぜなら年金の用語は非常に難しく、用語や条文を並べ立ててもイメージが掴みづらいからです。
このメルマガを読んでいれば年金制度の全体の流れが掴めると同時に、事例による年金計算や考え方、年金の歴史や背景なども盛り込みますので気軽に楽しみながら読んでいただけたらと思います。
無料メルマガ好評配信中
hirokiお金が好きマネー国民年金年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け