ズルくない?1日生まれが1カ月早く年金をもらえるのは本当か?

nenkin20171201
 

年金受給において重要となってくるのが「生年月日」ですが、無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』の著者・hirokiさんによると、1日生まれの人は前月の末日に新しい年齢を迎えたことになり、1カ月早く年金をもらうことができるのだとか。「1日生まれの人だけ得するなんてズルい!」と思ってしまいますが、決して得しているわけではないそうで…、その理由についても解説しています。

その月の1日生まれの人は1カ月早く年金が貰えるのはなぜなのか?

12月1日になりましたけど、1日生まれの人って1日生まれですよね(変な日本語ですみません^^;)。誕生月も確かに12月。でも、12月1日生まれの人は11月30日で既に新しい年齢を迎えています。11月30日で新しい年齢を迎えているから、この12月1日生まれの人の誕生月は年金で言うと11月になります。

年齢到達日は誕生日の前日」を指します。僕が記事で「何歳到達日」というのは全て「誕生日の前日」を指しています。これは明治35年12月に作られた「年齢計算二関スル法律」という法律で定められています。だから、年金に限った話ではありません。学校に入学する時も、4月1日生まれの人って早生まれとか言われますよね。そして学年も違う。

なぜかというと、4月1日生まれの人は前日の3月31日に新しい年齢に到達してるから。まあ、こちらは学校教育法で満年齢を迎えた日の翌日以後における最初の学年の4月1日から入学という理由ですけどね。小学生で言えば4月1日に6歳誕生日の子は前日の3月31日に満6歳だから、その翌日である4月1日から入学になる。

おっと、年金から話が逸れました! 年金で言うと4月1日生まれの人と4月2日生まれの人では、生まれた年度が違うので、よく年金の支給開始年齢とかで4月2日から翌年4月1日生まれの人という区切りがわんさか出てきます。例えば、昭和25年4月2日から昭和26年4月1日生まれの人とかそういう年度の区切りがたくさんあります。

大抵皆さん生年月日に苦しみますが、下記のいつも貼ってる記事リンク読んでもらえれば生年月日に苦しむ事はないです。年金にとって生年月日はすごーく重要な情報なのです。

にしても、1日生まれの人っていうのは年金を貰う時も1ヶ月早く貰えるんですよ。どういう事かわかりにくいと思いますので、少し事例を出してみます。

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