教育者が暴露。受験戦争は既得権益を守りたい者が作り出した幻想

 

2020年の共通テストに話をもどすと、英語の4技能を測るのは難しいことから、民間の検定などを活用するらしいです。

この2020年の改革を思いついた段階では、文科省は天下りしまくっていたわけです。

すると、民間活用案も民間の団体に恩を売ることで天下り先を確保できるというスケベ心からの案だと思えてきますね。

ところが、監視委員会がこの調子で頑張ると、本当に天下りがなくなっていくかもしれません。

すると、おかしな構図で難化していた医療系の入試難易度が下がってくるはずです。

受験の難易度などというのは、実は教育現場とは全然関係ないところで決まっていたりするのですよ。

文科省の省益をベースにしたのが2020年の入試改革です。

その目論見がはずれることで、逆に2020年が正常な入試制度に変わる元年となるかもしれません。

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大手予備校講師で個人塾の経営者でもある尾崎塾長が,長年,教育・受験の業界にいて,誰も語らなかった裏話をこのメルマガにだけ書いちゃいます。 すでに,いろいろな暴露話を塾ブログなどに書いていますが,そこには書けなかったこともぜーんぶ公開。 ブログでも「ギリギリアウト」と評判(?)なのに,それ以上のことを書いたらどうなる??? 特に現在,中高生の子をもつ保護者の方には飛び切り有益な情報となることでしょう。 また,現職の教員諸氏にも相当役立つ情報が満載です。 普通のロクでもない教師になりたくない人は読むべきですね。

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