日常の「ちょっとした感動体験」が、ビジネスで役立つ理由

 

かつてこんなことがありました。私は、行き着けのcafeにノートパソコンを持っていって仕事をすることがあります。そのcafeのスタッフが出してくれるアイスコーヒー。口に含んだ瞬間、いつもより美味しく感じたことがありました。「いつもよりちょっと甘めやね」と言ったら「だって中久保さん、今日はなんか疲れてる感じがしたからいつもよりちょっとシロップを多目にしました」とヒトコト。

たとえ私がこのとき疲れていないとしても「自分のことを考えてくれているんだな」と思いました。こんなちょっとしたことが嬉しいもので、印象に残るものなのです。で、益々そのcafeに通うようになります。お店側からして見れば、結果的にお客様(わたし)へのアピールになった、ということになります。

なんとなくイメージが湧いたでしょうか?

自己アピールや商品アピール、あるいは、会社やお店のアピール、ビジネスシーンにおいてアピールしていくことは言うまでもなく非常に重要です。そのアピールを担うのが、営業やマーケティングというカテゴリになりますが、アピールの仕方というものを感動するまでいかなくても「印象付ける」という発想で行ってみると良いでしょう。そのヒントがあなたがお客さんの立場に立った時に往々としてあるのです。

買い物をする時や外食する時、あるいは旅行へ出かけた時にちょっとした感動をメモっておく習慣を身に付けておくと色々な発見が出来て良いかもしれないですね。ぜひレジャーやショッピングでアンテナを張ってみてください。

■今日のまとめ

『正しいアピールをする』

  • 自分がお客である時に印象に残っているエピソードを書き出す
  • 上記を踏まえ、お客さんや市場に対してアピールしていくために必要なことを書き出す
  • 上記2点を社内で共有する

image by: Shutterstock.com

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【著者】 中久保 浩平 【発行周期】 毎週:火・木午前8:00発行※祝日の場合は翌日

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