韓国は操られている。「慰安婦合意見直し」の背後に中国の影

 

日本国民は、習近平に踊らされるな!

皆さん、「韓国が慰安婦合意見直しを要求!」というニュースを聞いて、何を感じますか? 普通は、「ムカッ!!!」とくると思います。私も同じです。しかし、私は、「何が起こっているのか」知っていますから、「落ちつけ! 俺が怒れば、喜ぶのは習近平だ。反日統一共同戦線戦略に嵌るな!」と自分に言い聞かせます。そして、皆さんにもお勧めします。

繰り返しますが、韓国は中国に操られています。韓国が日本を挑発し、日本が激怒し、日韓関係をぶち壊せば、喜ぶのは中国です。中国は、次いで「日米関係破壊工作」「日ロ関係破壊工作」によって「反日統一共同戦線戦略」を成功させる。そして、楽々と尖閣沖縄を奪うことでしょう。

では、日本は韓国にどう対応するのか?

「韓国の背後に中国がいることはわかりました。でも、見直しを迫ってくる韓国に、どう対応したらいいのですか?」こういう疑問が当然出てきますね。上に紹介した記事のつづきを見てみましょう。

河野氏は「政権が代わったからといっても、責任をもって(合意を)実施しなければならない」と述べ、ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦像の撤去といった合意の着実な履行を重ねて求めた。菅義偉官房長官も記者会見で「1ミリたりとも合意内容を動かすことはない」と強調した。
(同上)

日本側はどのような形でも合意の見直しにつながる交渉に応じない方針で、政府高官は「勝手にやらせておけばいい。韓国の国内問題だから、相手にする必要はない」と不快感を示した。
(同上)

対応はまさにこれでいいのです。ただ、この問題が原因で他の分野まで関係が悪化することは避けるべきです。

「慰安婦合意は、国家間の約束で、これは動かせません。アメリカ政府が証人です。しかし、わが国にとって韓国は大事なので、その他の分野では仲良くしましょう。南北対話の成功、五輪の成功を祈ります」

などといって、ニッコリ微笑むのです。相当イヤイヤかもしれませんが、尖閣沖縄を守るためにそうするのです。

ネットを見ると、「もっと強気に行け!」という意見が圧倒的です。その書きこみを見て、習近平は、「愚かな小日本人が思惑どおり踊っているのう。ふぉふぉふぉ」と小躍りしていることをお忘れなく。

 

北野幸伯この著者の記事一覧

日本のエリートがこっそり読んでいる秘伝のメルマガ。驚愕の予測的中率に、問合わせが殺到中。わけのわからない世界情勢を、世界一わかりやすく解説しています。まぐまぐ殿堂入り!まぐまぐ大賞2015年・総合大賞一位の実力!

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 ロシア政治経済ジャーナル 』

【著者】 北野幸伯 【発行周期】 不定期

print
いま読まれてます

  • この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け