今だから、あの「ライブドア事件後」の真実について話そうと思う

 

その後、何が起こったかというと、アリックスを解雇したファンドの株を別のファンドが買い取って、僕らは再びライブドアに呼び戻されます。

そして僕らは晴れてライブドアに残った人たちとライブドアの再生を目指すことになったわけです。

ちなみにその時にアリックスから僕と共にメインで派遣されたのは、石坂弘紀さん(現 DeNA コンプライアンス・リスク管理本部長)、少し遅れて稲積憲さん(現 トランス・コスモス 専務執行役員)なのですが、実は3人とも後にライブドアに転籍しちゃいます。

アリックスにとっては痛手だったはずなのですが、そこは西浦代表の器量の大きさであり、いまでも感謝しています。

2007年4月1日、出澤さんを代表取締役社長とする新生ライブドアが誕生します。僕は出澤さんのもとで営業、マーケティング、広報全般を担うことになります。

そしてここからが本当の苦難の始まりでした。(つづく)

※今回の記事は3話あるうちの前編になります。気になる続きの「中編」「後編」は2018年01月のバックナンバーをご購入いただければ3話とも読むことが可能となります、この機会にぜひご登録の上、2018年01月のバックナンバーをご購入ください。

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img_150x150バブル末期の日本興業銀行、日本事業を飛躍させていたP&G、事件以降の混乱から再生へ向かうライブドア、そしていきなり飲食業界での起業。期せずして得た脈絡のないキャリアは、驚きと学びと挑戦の連続でした。今回はじめて、メルマガという形で「ここだけの話」を記していきます!

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