飲食店を経営する目的はそれぞれですが、もし、店を永く経営しようとするなら、「流行り」ばかりを追いかけるのはどうかなあって最近つくづく感じるようになりました。もちろん、「流行り」は大切で、それを店つくりに活かすことは大切ですが、そればかりを追いかけるというのは…。
それより、今やっている店をいかに「深掘り」するかの方が大切ではないかと思うんです。これこそが、今いる「お客様」を大切にすることにつながるからです。
だからこそ、「流行り」を取り入れることも大切ですし、また、飽きが来ないように新しい料理やドリンクをどんどん提案したり、もっと楽しんで頂けるような接客を研究したり…。こういう努力を続けられる店こそが、お客様に愛され、長く経営できる店、会社になるのでは? と最近強く思うようになりました。
サービス券をまいたり、目先の売上を作るために値引きをしたりすることも時には必要かもしれませんが、これって本当に「自分の店のお客様を大切にする」ことに繋がるのでしょうか?
売上・利益を伸ばしたいのであれば、今いるお客様を「どう喜ばせるか?」ということの方が大切で、だからこそ、店・業態をさらに「深堀り」することが大切なのではないでしょうかね。
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