一般財団法人「クラスジャパンプロジェクト」ーー。
自宅にいながら、インターネット上のクラスを通じて、日本中の友だちと学び合い、つながりを持つことで、孤立しないで友と学びあう喜びを実感するプロジェクトです。
「クラスジャパン」は、全国の自治体、首長が連携し、行政と民間、地域、さらには学校が手を取り合い、「オトナたちが全力で子どもたちに元気になってもらおう!」と全国自治体コンソーシアム型の温かくて、熱い、オールジャパンの子ども応援団です。
12日(月曜)、都内ホテルで「クラスジャパン設立」の発表と説明会が行われました。
実は私も構想が始まった時から、理事長である中島氏に相談を受け、専門的な立場から意見させていただいていました。
そして、教育の経験がある方たちやフリーススクールの経営や不登校(高校生)の教育に実際に関わっている方たちが理事となり、私は評議員という立場で、今回プロジェクトに参加することになりました。
2018年度は、
- 島根県益田市の小学校15校・中学校12校
- 大阪府泉大津市の小学校8校・中学校3校
- 奈良県奈良市の小学校43校・中学校21校
- 東京都大田区の小学校60校・中学校28校
- 高知県土佐町の小学校1校・中学校1校
など、全国の小中学校192校が参加します。
参加した市町村の小中学校では、不登校児の家庭にパソコンを支給。
ネット上には、学習指導要領に沿った授業のソフトだけではなく、自尊心を高め、自立を促すプログラムや、キャリア教育を行うプログラム、さらには健康を管理する体制も整えています。
ネット上のクラスルームや部活もあり、担任もいます。担任は子供と毎日ネット上でコミュニケーションを取り、子どもの状況を把握。
子供が在籍する学校の先生にも情報はシェアされるのです。
文科省では平成28年に「教育の機会の確保などに関する法律」を改訂し、学校外の教育機会も可能としているので、全て出席扱いとなります。そのため内申点を心配する必要もありません。