主婦などがよく摘発されるのは、これまで確定申告をしたことがなく、そういう税金の仕組みをよく知らないからでしょう。
しかし住職というのは、税務の上では「寺の管理者」という立場であり、毎年、税金の申告もしているはずです。だから、FXの申告をしなければならないことも当然知っていたはずです。
なのに、なぜ申告しなかったのでしょうか?
おそらく、先ほども述べましたように、住職という職業は非常に脱税しやすい職種であり、脱税常習業種でもあります。
だから、本業の癖で「申告しなくても大丈夫」という観念があったのではないでしょうか? しかし、FX収入の場合は、お布施と違ってきちんと外部に記録が残っているので隠すことができなかったということでしょう。
いずれにしろ、バチ当たりな話です。
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※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2018年5月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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